Nexus7 Factory image の書き込み
先日 Nexus7 (2013 Wi-Fi model) を購入したので色々とさわってみる。
まずは普通に Google アカウントを設定して起動。
起動するとスマフォと同じ壁紙が設定されててビックリした。
そんな情報まで同期するのね。
システムアップデートが来ていたので、4.4.2 にアップデートしてみる。
特に問題もなく完了。
まぁ普通には使わないので、とくに触らず Factory image の書き換え準備。
以下を参考に書き込みの流れを把握。
Nexus7(2012)のfactory image(4.4)を焼いて強制的にアップデートする方法 - すりゴマ・ドットコム
使用環境は Ubuntu なので適宜読み替えます。
当然、Factory image の書き換えは自己責任です。
何かあっても知りませんので、あしからず。
Unlock については以下を参考に作業を実施。
How To Unlock Bootloader Of Nexus 7 2013 In Ubuntu Linux
まずは、以下を参考に開発者オプションを有効化
そういえば、よくわからない隠しコマンド化してたんだった。
Nexus 5などのAndroid 4.4(KitKat)を搭載した端末で「開発者向けオプション」を表示する方法 | juggly.cn
作業完了後にまた別に書くけど、
平行して AOSP のソースを準備していたので SDK は準備せず。
ソースコード取得については以下を参照。
あ、Configuring USB Access の設定は必須です。
Initializing a Build Environment | Android Developers
準備していた環境を使用して unlock を実施。
$ . build/envsetup.sh $ lunch $ adb devices $ adb reboot bootloader $ fastboot oem unlock
Factory image は以下から取得。今回は 4.4.2 です。
Factory Images for Nexus Devices - Android — Google Developers
なお、Factory image を書き込もうとしたら mobile 版だった!
ぱっと目に入ったページ中央あたりの 4.4.2_r2 を取得してた模様。。
あっぶねー。bootloader も含まれてるから、
間違えて書き換えたらどうなってたんだろ。。。
上記のリンクも正しいけど、
自分のように間違ってダウンロードしないように直リンを。←いねーよ!
https://dl.google.com/dl/android/aosp/razor-kot49h-factory-ebb4918e.tgz
$ mkdir -p image/factory_image $ tar zxvf razor-kot49h-factory-ebb4918e.tgz -C image/factory_image
簡単なのは flash-all.sh での書き換えだけど、
カスタムイメージの書き換えを考慮して、fastboot で各 image を書き換えを実施。
$ mkdir image/factory_image/razor-kot49h/img $ cd image/factory_image/razor-kot49h/img/ $ unzip ../image-razor-kot49h.zip
bootloader そのものは、
既にシステムアップデートで FLO-04.02 になっているので省略。
$ fastboot flash boot image/factory_image/razor-kot49h/img/boot.img $ fastboot flash system image/factory_image/razor-kot49h/img/system.img $ fastboot flash recovery image/factory_image/razor-kot49h/img/recovery.img $ fastboot flash userdata image/factory_image/razor-kot49h/img/userdata.img $ fastboot reboot
今回はあまり調べなかったけど、
fastboot の詳細機能については以下が詳しそう。
Fastbootコマンドを理解してROM焼きに強くなろう | Jigen_the3のお気楽日記
書き換え完了。
ふつーに起動しておしまい。
いや、だってふつーの Nexus7 4.2.2 なんだもん。。